絵本の読み方で子どもの笑顔が変わる!親子で楽しい読書の秋

こんにちは😊
ことばの教室そらまめキッズです🍀

秋も終盤になってきましたが、みなさんはどんな”〇〇の秋”をお過ごしでしょうか?
今回は、読書の秋にちなんで絵本の重要性や子どもが絵本をもっと読みたくなる方法をお伝えしますね♪

 

はじめに

毎日同じ本では、なんだか子どもが飽きてきているかも…。
どうやって読み聞かせってすればいいんだろう…。

とお悩みの方も多いと思います。しかし、読み方を少し変えるだけでお子さんがワクワクして聞いてくれるかもしれません!

絵本は子どもの成長と学習においてとても大切な役割があります。この記事では、子どもと絵本を楽しみながら言語発達を促す方法をご紹介します。絵本を通じて子どもとの特別な時間を過ごしましょう!

 

 

絵本の重要性と読み方のポイント

お子さんと絵本を読むことは、自身の感情を表現したり、想像する力を身につけ言語発達を促すことができます。また、社会的なスキルを育むことにもつながります。絵本は子どもの成長にとても大切な役割を持ち、読み聞かせにより何倍も楽しむことができます♪

 

 絵本の読み方のコツ:声の表現力を活かす

 絵本を読むときの声の工夫

絵本を読むときに、声の表現力はとても良い読み聞かせを創り出す大切なカギとなります。声の工夫で、絵本のキャラクターや情景を生き生きと伝えてみましょう!

『でも…ちょっと恥ずかしいかも。』と思われるお父さん、お母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時は、無理をせず声の高さを変えるだけでも子どもは物語に夢中になってくれるかもしれません!お子さんはお父さん、お母さんと一緒に過ごせる絵本の時間がきっと大好きなはずです(^^)/

 

 

絵本の読み方で変わるやりとりの方法

いつもの読み方に+α

絵本を読むことは、親子のコミュニケーションを促進するとても良い機会です。いつもの読み方に+αで子どもとやり取りを行い、コミュニケーションを築くためのヒントをお伝えしますね♪

 

 

その1:登場人物を聞いてみよう!

言葉を少しずつ覚えてきたお子さんには言葉を広げられる良いきっかけになります。例えば、動物が登場する絵本では、動物の名前や鳴き声、大きさ、何を食べているかなどたくさんの言葉を知る機会にもなります。

また、「ウサギさんの右にいるのは誰?」などと前後左右の空間を把握する練習にもなります♪同じ本でも質問の内容が違うとワクワクして読むことができますね!

 

その2:今の気持ちを聞いてみよう!

絵本は子どもが気持ちを伝えたり、読んでいるお父さん、お母さんの気持ちを伝えたりと感情表現や共感力を育てることもできます。子どもが表情から気持ちを思い浮かべることが難しい時には、気持ち【たのしい・さびしい・くやしい・こわい】等を紙に書くなど準備をして、その中から選んでもらってもいいですね。文字がまだ読めない子には選択肢を伝えて選んでもらいましょう♪

絵本の1ページから表情を見てその場面に合わせたオリジナルのセリフを考えるのも楽しみ方の一つです。お子さんが言ったセリフを付せんに書き出して貼ると楽しさが増しますね。

また、同じ笑っている顔でも『楽しい』『嬉しい』『おもしろい』などの気持ちの言葉がそれぞれ違うことを一緒に確認しても言葉が広がります。

絵本は、子どもが感情を理解し、表現することができるとても良いツールです(^^♪

 

その3:オリジナルの絵本を作ってみよう!

絵本は主人公の動作に注目しやすいため、動詞の表現を促す機会にもなります。子どもがよく使うセリフや擬音語(ピョンピョン、ジャージャーなど)は動詞や形容詞の表現も促すことができます♪また、子どもの表現を促しオリジナルの絵本を作ることで、楽しみながら自発性も高めることができます。

なかなか表現が難しい子には
「うさぎが…?」と主語をあらかじめ伝えてあげると「跳ぶ!」などの表現も出やすくなります。
また、携帯の録音機能を使って再生しながら本をめくってみるのも楽しみ方の一つです。

オリジナルの絵本は、言葉の知識を広げることもできるため、ぜひお子さんのオリジナル絵本を作って楽しんでくださいね♪

 

 

 

 

おわりに

絵本が子どもの成長に与える影響はとても大きく、親子の絆を築くとても大切な時間となります。何より親子で絵本を楽しみ、絆を深める素晴らしい冒険に出発しましょう!