こんにちは!ことばの教室そらまめキッズです(^^)
この記事をご覧いただいている方の中には、
・子どもとの関わり方に悩みをもっている
・インリアルアプローチって聞いたことあるけどよく知らない
このようなお悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は!日常生活にスパイスを!(^^)!
子育て奮闘中の方必見★『インリアルアプローチ』についてご紹介していきます。
発達を促す!「インリアルアプローチ」知ってる?
[子育ての悩み、ありますよね…]
子育て中、多くの親が「どう接するのが正しいのか」「もっと子どもと上手くコミュニケーションを取りたい」と悩むことがあるでしょう。そんな時に役立つのが「インリアルアプローチ」です。このアプローチは、子どもの発達を促すと同時に、親子の絆を深める効果が期待できると言われています。
では、インリアルアプローチとは一体何なのか、どのように日常生活で取り入れられるのかを見ていきましょう!(^^)
知っておくべき「インリアルアプローチ」とは
インリアルアプローチ(In-real Approach)は、子どもとのコミュニケーションを通じて自然な形で発達を支援する方法です。
これは、子どもの興味や関心に基づいて親が適切な応答をすることを重視します。発達障害やコミュニケーションに困難さを抱える子どもたちに効果があるとされ、療育の現場でも取り入れられています。
このアプローチの特徴は、子どもの視点に立ち、感じていること・考えていることを尊重し、親や周囲の大人がその気持ちを受け入れることにあります。
従来の「教える」というスタンスではなく、「共に楽しむ」「共に感じる」という姿勢を持つことで、子どもが自然にコミュニケーションや学びに対して積極的になるのです。
生活の中でのインリアルアプローチ
インリアルアプローチは、特別な場所や時間を設けなくても、日常の中で簡単に取り入れることができます。以下のポイントを押さえて、子どもとの時間をより充実させましょう(^^♪
インリアルアプローチでは、子どものペースに合わせることが大切です。
大人は子どもの行動や言葉を急かさず、ゆっくりとしたペースで対応します。例えば、子どもが新しい遊びを覚えようとしているときは、途中で手を出さずに見守り、必要なときだけ手助けしてみましょう。子どものペースに合わせて話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、これにより、子どもは自信を持って自分のペースで成長することができます。
ポジティブな関わりをもってみよう!
子どもが何かをしたり言ったりしたとき、すぐに反応を返しましょう。笑顔やうなずき、「すごいね!」といった言葉で、行動を肯定することが大切です。
言葉でのやりとりを楽しもう!
早い時期からでもOK!子どもがまだ言葉をうまく話せない時期でも、言葉でのやりとりを楽しんでみましょう(^^♪
短いフレーズや単語で話しかけたり、子どもの言葉に対して言葉で返したりすることで、自然なコミュニケーションの基礎が育まれていきます。
一緒に遊び、共感してみよう!
子どもが楽しんでいる遊びに一緒に参加することも大切です。その際、指導するのではなく、子どもと同じ目線で楽しみ、「共感」することが大切になってきます。
0歳からでも使える!インリアルアプローチを用いた声かけ!(言語心理学的技法)
Let’s実践!
日常で使える言語心理学的技法に基づく具体的な関わり方についてご紹介します♪
ミラリング
子どもの行動をそのまままねる
例)子どもが拍手をしたら大人も拍手をする
モニタリング
子どもの音声やことばをそのまままねる
例)子「あっち!」⇒「あっち!」
パラレル・トーク
子どもの行動や気持ちを言語化する
例)無言で遊んでいる子に対し「ブーブーしゅっぱーつ!」と言葉を添える
セルフ・トーク
子どもと関わる中で、大人自身の行動や気持ちを言語化する
例)ままごとをしながら「お野菜トントン」など
リフレクティング
子どもの言い誤りを正しく言い直して聞かせる
例)子「とうころもし!」⇒「『とうもろこし』だね」
エキスパンション
子どものことばを意味的、文法的に広げて返す
例)子「でんしゃ!」⇒「電車走ってるねー!」
モデリング
子どもに新しいことばのモデルを示す
例)公園に行く⇒「お外暑いね」「滑り台だね」
このような声かけや関わりは子どもの言葉の発達を促すだけでなく、コミュニケーションの機会も自然と増えることでより言葉に触れやすいのも良いところです!ぜひ、生活の中で取り入れてみてくださいね♪
おわりに
インリアルアプローチは、親子の信頼関係を深めるだけでなく、子どもの成長をサポートする有効な方法です。日常の中で少しずつ取り入れていきながら、子どもが安心して自分を表現できる環境を作り出しましょう(*^^)v