※掲載している写真はご利用者様の許可を得ています。
こんにちは! ことばの教室そらまめキッズ八代教室です。
2026年7月28日、 熊本県内を大きな地震が襲いました。
突然の出来事に子どもたちや保護者の皆さま、
そして私たち職員も日常が大きく変わる経験をしました。
八代教室も影響を受け、 停電や断水が起こり、 片付けに追われ、
これまでの生活が難しい状況となりました。
今回は、地震からの2ヶ月間に八代教室がどのような思いで子どもたちを迎え、
どのようにして「日常の安心」を守ってきたのかをお伝えします 😊
支え合いの中で守り抜いた、子どもたちの「安心できる居場所」
地震発生直後、地域では保育園や学校、 その他の福祉サービスが一時的にお休みとなりました。
ご家庭でも自宅の片付けや生活の立て直しが必要となり、 途方に暮れる場面も多かったと思います。
そのような中で私たちが真っ先に考えたのは、
「子どもたちが安心して過ごせる場所を、どうやって守っていくか」
ということ。
八代教室では、 保護者の皆さまが少しでも安心してご自宅の復旧や手続きに向き合えるよう、
職員同士で連絡を取り合い、安全を確認しながら、
その時々にできる最善の形で8月3日から子 ども たちの受け入れを再開しました。


もちろん、職員自身も自宅の片付けや断水、 通勤ルートの途絶など、
それぞれに大変な事情を抱えた状態です。
「自宅の状況は大丈夫?」
「今日の通勤経路はどうやって確保する?」
「今日の担当 は誰がどこに入ろうか?」
とお互いの状況を常に気にかけ、 支え合いました。
中には迂回路を通り、普段より何倍も長い時間をかけて通勤したスタッフも…
それでも、子どもたちを迎える時間になると
職員はいつものように満面の笑顔で「おはよう!」と 声をかけ、
子どもたちと一緒に遊び、いつも通りの療育を行い
一日の終わりには 「また明日ね!」と送り出す。
一人ひとりができることを持ち寄り、当たり前の関わりを一つずつ積み重ねていきました。
残念ながら、夏イベントも開催予定でしたが中止となってしまいましたが…
「少しでも楽しい思い出を!」
ということで少しだけイベントで行う予定だった活動も取り入れました!
子どもたちの笑顔が八代教室の日常を少しずつ取り戻す原動力となっていきました。

食の体験から繋がる 「いつもの日常」と新学期への成長
地震後の支援活動の中で、 私たちが特に大切にした取り組みの一つが
「食事」に関するアプローチ です。
支援の時間が長くなった日には、子どもたちと一緒にごはんを炊くことにも挑戦しました🌟
「お米をしっかり研いでみようか」
「水はどのくらいの目盛りに合わせる?」
「おいしく炊けたかな?」
と、みんなで声を掛け合いながら作業を進めました。
普段であれば何気ない家事の一部かもしれませんが、非常時だからこそ体験できた貴重な体験となりました。

また支援物資として届いた食品を活用し、昼食として子どもたちに提供する機会もありました。
いつもと違うメニューや慣れない環境下でも、子どもたちが不安を感じずに食事を楽しめるよう、
スタッフが一人ひとりの表情や様子に寄り添いながら丁寧に関わりました。
電子レンジでの調理中 は袋が膨らんでいる様子を覗き込みながら
「どこまで膨らむのかな?」
「破裂しないかな?」
とみん な興味津々でした 🌟


おやつの時間にはかき氷を作ってみんなで食べました 🍧

中にはかき氷が待ちきれず、 絵カードを使って
「食べたい!」と思いを伝えてくれるお子さんも 🤭
普段の支援と同様、 タイマーで待ち時間を視覚化することでおやつの時間まで待つこともできました☆

「ベロの色が変わった!!」
「次は虹色のかき氷にする!」
などと楽しそうな声があちこちから聞こ えていましたよ★

そして、この避難生活中の 「食」 の経験は、
新学期が始まってから思わぬ形で子どもたちの大きな成長へと繋がっていきました。
多くの学校が再開された9月。
断水等により普段の給食の提供が難しく、一時的に簡易的な応急給食となり、
普段とは異なるレトルト食品や非常食が提供されることになりました。
保護者のみなさまからは
「いつもと違う食べ物は受け入れられないかもしれない」
という不安の声が…
しかし、地震直後に教室でレトルト食品やいつもと違う食事を経験していたお子さんたちは、
混乱することなく新学期の応急給食を受け入れることができました ✨
そればかりか、新しい環境の中でも食べられるものの種類が増え
大きく成長した姿を見せてくれたのです!
災害時の経験は、決して 「大変だった思い出」 だけでは終わりません。
非常時での小さな挑戦や成功体験が、その後の子どもたちの生活を支える力強い糧となることを
私たちは子ども たちの姿から教えてもらいました。
まとめ
地震からの2ヶ月間を振り返ると、 私たちが守ろうと奮闘していたのは、
単なる建物としての「教 室」だけではなかったと感じます。
子どもたちが笑顔で過ごせる時間、保護者の皆さまが
「ここな ら任せて大丈夫」
とホッと胸を撫でおろせる空間、 そして困ったときに素直に頼り合える
チームそ のものだったと実感しています。
また、今回の震災は現場にいるスタッフだけでは乗り越えることができなかったと強く思います。
必要な食料や水、 生活用品を集めて現地に届けたり、 応援メッセージをくれた
同じそらまめキッズで働く仲間の存在が私たちの生活だけでなく心も支えてくれました。
感謝してもしきれません。

災害はいつどこで起こるか予測がつきません。
だからこそ日頃からの防災意識と備えを徹底し、子 どもたちの特性を深く理解しながら、
どんな時でも安心して過ごせる環境を整えてまいります。
「そらまめキッズに来ると、 なんだか心がホッとする。」
これからも地域の中でそう思っていただ ける場所であり続けることが、
私たち八代教室の強い願いです。
今回の地震でいただいたたくさんの温かいお気持ちを支援の力に変えて、
これからも子どもたちと ご家族の「幸せな未来」 に向かって一歩ずつ歩みを進めます。

福祉から始まる持続可能な町づくり を目指し、 八代の地域にしっかりと根を張りながら、
ご家族の心に寄り添う教室になれるよう努めてまいりますので
今後ともどうぞよろしくお願いいたします😊
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