体幹が弱い!?姿勢崩れに関する豆知識

こんにちは(^^♪ ことばの教室そらまめキッズです☆

2月ももう終盤に差し掛かってきましたね!就学や進級の時期でワクワクや緊張など親も子供も色々な気持ちを抱えていらっしゃることとおもいます🎵

さて今回は「姿勢崩れ」についてのコラムです。

「授業中に姿勢が崩れて困っています」「体幹が弱くて座っていられずに集中力が…」など姿勢崩れについてのお悩みはよく耳にするのですが、原因は”体幹が弱い”だけではない事も…。

そのいくつかの原因について今回は説明していきます(*’ω’*)

是非、最後までお読み頂けたら嬉しいです☆

 

姿勢崩れの要因➀ 体幹の弱さ

 

先述した通り、姿勢崩れの要因として「体幹の弱さ」が挙げられます。

「体幹が弱い」というのは「腹筋が弱い」ととられがちですが、実際には腹筋だけではなく姿勢を保つための筋肉(インナーマッスル)が弱いことが姿勢崩れの原因の1つとなってきます。

そのため、体幹が弱いから腹筋をひたすら鍛える!!!では改善されない事もあります。

また、過度な腹筋のトレーニングでは腰の痛みが出てしまったりなどの二次障害にもつながりますので要注意です。

体幹が弱くて姿勢保持が出来ないお子さんの特徴は「疲れやすい」「座っているだけで疲れる」「片足立ちが苦手」「バランスを取るのが苦手」「よく転ぶ」「段差が上がれない」など、その他にも特徴がありますので全体的に子どもを見て判断することをお勧めします(*’ω’*)

 

姿勢崩れの要因② 感覚

体幹以外の姿勢崩れの要因として、子どもの持つ感覚があります。

この感覚とは「自分の姿勢が崩れていることに気付ける」感覚の事です。

姿勢を保つためには足の裏から入る床の感覚、お尻から入る座っている椅子の感覚、背中から入る背もたれの感覚・・・など様々な感覚を無意識に感知しながら姿勢を保っています。

また、椅子と机という物との距離感や、空間の中での自分の位置感覚など、様々な感覚を使っています。

その感覚を無意識に察知する事が苦手だなーという場合は感覚に対して支援する事も一つの手段です。

感覚に対して支援する方法としては

・足を置く位置に目印や足マークを付けて意識を向けていく(慣れてきたら徐々に小さくしたりしてなくても大丈夫!になるようにしていく)

・座面の固さ、柔らかさを色々と変えてみて子どもに合ったものを見つけていく

・背もたれのあり・なし、高さを検討する

など様々な方法がありますのでチェックしてみて下さい!

 

姿勢崩れの要因③ 注意力

授業中や話しを聞く場面での姿勢崩れには注意力が関係していることがあります。

・話している先生よりも窓のそとが気になる

・解いているプリントの問題よりも耳に入ってきた音が気になる

・隣のお友達の鉛筆の音が気になる

など、今自分がすること以外の事に注意がそれてしまって、姿勢を保てなくなる場合もあります。

 

姿勢崩れの要因④ 集中力

姿勢崩れの要因となる4つめが集中力です。

集中が続かず、ダラーっと姿勢が崩れてしまう経験は大人でもありますよね☺

子どもの集中力は

・未就学児・・・10分程度

・小学校低学年・・・15分程度

・小学校高学年・・・20分程度

・中学生・・・30分程度

と言われています。

子どもの集中力低下の要因としては睡眠不足や生活リズムの崩れがありますので、生活リズムを見直してみるのも1つの手段かもしれません(^^)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「姿勢崩れ」の要因はまだまだありますが今回はその中から4つをご紹介しました。

お子さんの姿勢崩れでお悩みの方は、ぜひ色々な方法にチャレンジしてみて下さいね(^^ゞ